オブジェクトルーチン:
アトリビュート ユーティリティ関数(複数の値の関数)

以下のルーチンは、アトリビュートの値の配列へのアクセスを提供します。これらは、どんなアトリビュートに対しても使用することができます。

object_attr_getlong_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名から、アトリビュートの値を得るために、 object_attr_getlong_array 関数を使います。このルーチンは、開発者によってメモリ割り当てが行なわれている配列を使って、それにデータをコピーします。あらかじめメモリ割り当てを行なわずにアトリビュートの値を取り出したいと思う開発者は、object_attr_getvalueof 関数を参照しなければなりません。
   
  long object_attr_getlong_array(void *x, t_symbol *s, long max, long *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト。
  s アトリビュートの名前。
  max vals の中の要素の数。このルーチンは配列の境界へ上書きしないよう注意します。
  vals あらかじめメモリ割り当てを行なわれている long データの配列の、最初の要素へのポインタ 。
     
 

このルーチンは、vals にコピーされた要素の数を返します。アトリビュートが関数によって指定された型でない場合、このルーチンはアトリビュートからの有効な値を強制的に型変換しようとします。


object_attr_getchar_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名から、アトリビュートの値を得るために、 object_attr_getchar_array 関数を使います。このルーチンは、開発者によってメモリ割り当てが行なわれている配列を使って、それにデータをコピーします。あらかじめメモリ割り当てを行なわずにアトリビュートの値を取り出したいと思う開発者は、object_attr_getvalueof 関数を参照しなければなりません。
   
  long object_attr_getchar_array(void *x, t_symbol *s, long max, uchar *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  max valsの中の要素の数。このルーチンは配列の境界へ上書きしないよう注意します。
  vals あらかじめメモリ割り当てを行なわれている unsigned char データの配列の、最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、vals にコピーされた要素の数を返します。アトリビュートが関数によって指定された型でない場合、このルーチンは、アトリビュートからの有効な値を強制的に型変換しようとします。


object_attr_getfloat_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名から、アトリビュートの値を得るために、 object_attr_getfloat_array 関数を使います。このルーチンは、開発者によってメモリ割り当てが行なわれている配列を使って、それにデータをコピーします。あらかじめメモリ割り当てを行なわずにアトリビュートの値を取り出したいと思う開発者は、object_attr_getvalueof 関数を参照しなければなりません。
   
  long object_attr_getfloat_array(void *x, t_symbol *s, long max, float *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  max vals の中の要素の数。このルーチンは配列の境界へ上書きしないよう注意します。
  vals あらかじめメモリ割り当てを行なわれている float データの配列の、最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、vals にコピーされた要素の数を返します。アトリビュートが関数によって指定された型でない場合、このルーチンは、アトリビュートからの有効な値を強制的に型変換しようとします。


object_attr_getdouble_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名から、アトリビュートの値を得るために、 object_attr_getdouble_array 関数を使います。このルーチンは、開発者によってメモリ割り当てが行なわれている配列を使って、それにデータをコピーします。あらかじめメモリ割り当てを行なわずにアトリビュートの値を取り出したいと思う開発者は、object_attr_getvalueof 関数を参照しなければなりません。
   
  long object_attr_getdouble_array(void *x, t_symbol *s,long max, double *vals);

     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  max vals の中の要素の数。このルーチンは配列の境界へ上書きしないよう注意します。
  vals あらかじめメモリ割り当てを行なわれている double データの配列の、最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、vals にコピーされた要素の数を返します。アトリビュートが関数によって指定された型でない場合、このルーチンは、アトリビュートからの有効な値を強制的に型変換しようとします。


object_attr_getsym_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名から、アトリビュートの値を得るために、 object_attr_getsym_array 関数を使います。このルーチンは、開発者によってメモリ割り当てが行なわれている配列を使って、それにデータをコピーします。あらかじめメモリ割り当てを行なわずにアトリビュートの値を取り出したいと思う開発者は、object_attr_getvalueof 関数を参照しなければなりません。
   
  long object_attr_getsym_array(void *x, t_symbol *s,long max, t_symbol **vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  max valsの中の要素の数。このルーチンは配列の境界へ上書きしないよう注意します。
  vals あらかじめメモリ割り当てを行なわれている t_symbol * の配列の、最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、vals にコピーされた要素の数を返します。


object_attr_setlong_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名によって、アトリビュートの値をセットするために、 object_attr_setlong_array 関数を使います。このルーチンは、与えられたデータを使って、アトリビュートの set メソッドを呼び出します。
   
  t_max_err object_attr_setlong_array(void *x, t_symbol *s, long count, long *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  count vals の中の要素の数
  vals long データの配列の最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、成功するとエラーコード MAX_ERR_NONE を返し、失敗した場合には“ext_obex.h”で定義される他のエラーコードの1つを返します。


object_attr_setchar_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名によって、アトリビュートの値をセットするために、 object_attr_setchar_array 関数を使います。このルーチンは、与えられたデータを使って、アトリビュートの set メソッドを呼び出します。
   
 

t_max_err object_attr_setchar_array(void *x, t_symbol *s, long count, uchar *vals);

     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  count valsの中の要素の数
  vals unsigned charデータの配列の最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、成功するとエラーコード MAX_ERR_NONE を返し、失敗した場合には“ext_obex.h”で定義される他のエラーコードの1つを返します。


object_attr_setfloat_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名によって、アトリビュートの値をセットするために、 object_attr_setfloat_array 関数を使います。このルーチンは、与えられたデータを使って、アトリビュートの set メソッドを呼び出します。
   
  t_max_err object_attr_setfloat_array(void *x,t_symbol *s, long count, float *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  count valsの中の要素の数
  vals floatデータの配列の最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、成功するとエラーコード MAX_ERR_NONE を返し、失敗した場合には“ext_obex.h”で定義される他のエラーコードの1つを返します。


object_attr_setdouble_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名によって、アトリビュートの値をセットするために、 object_attr_setfloat_array 関数を使います。このルーチンは、与えられたデータを使って、アトリビュートの set メソッドを呼び出します。
   
  t_max_err object_attr_setlong_array(void *x,t_symbol *s, long count, double *vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  count valsの中の要素の数
  vals double データの配列の最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、成功するとエラーコード MAX_ERR_NONEを返し、失敗した場合には“ext_obex.h”で定義される他のエラーコードの1つを返します。


object_attr_setsym_array

     
  与えられた親オブジェクトとアトリビュート名によって、アトリビュートの値をセットするために、 object_attr_setfloat_array 関数を使います。このルーチンは、与えられたデータを使って、アトリビュートの set メソッドを呼び出します。
   
  t_max_err object_attr_setlong_array(void *x,t_symbol *s, long count, t_symbol **vals);
     
  x アトリビュートの親オブジェクト
  s アトリビュートの名前
  count valsの中の要素の数
  vals t_symbol * の配列の最初の要素へのポインタ
     
 

このルーチンは、成功するとエラーコード MAX_ERR_NONE を返し、失敗した場合には“ext_obex.h”で定義される他のエラーコードの1つを返します。