共通に使用できるメソッド

次のメソッドはグローバルなJavascript コンテクストの中で定義され、グローバルコードを含めたどの箇所からでも使用することができます。

messnamed (Max object name, message name, any arguments)

名前を持った Max オブジェクトにメッセージを送ります。名前を持った Max オブジェクトとは、グローバルシンボルに結び付けられたオブジェクトです(パッチャー内で固有な名前を付けられたオブジェクトではありません)。例えば、Max はグローバルシンボルにバインドされたオブジェクトを受け取ります。次のコードは、名前を付けられたオブジェクト flowerbang メッセージを送ります。

messnamed("flower","bang”);

cpost (any arguments)

メッセージをシステムコンソールウィンドウに表示します。アーギュメントに関しての詳細は、後述の post() を参照して下さい。

post (any arguments)

Max ウィンドウにアーギュメントを表示します。post()にアーギュメントがない場合、次の行の先頭に進みます。そうでない場合、入力をスペースで区切って現在の行に表示します。配列は、アウトレットと同様に1つのレベルで展開されます。

例:

a = new Array(900,1000,1100); post(1,2,3,"violet",a); post(); post(4,5,6);

これらの文は、Max ウィンドウに次のような出力を行ないます。

1 2 3 violet 900 1000 1100
4 5 6

post() の呼び出しの途中で強制改行を行ないたい場合、文字列の中に"\n"を使います(これは、現在、 Max の一般的な機能です)。また、Max ウィンドウに最後に出力したオブジェクトが js ではない場合、post() は新しい行からスタートします。