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Jitter を使ったスタンドアロン・アプリケーションを作ろうとする場合、いくつかのファイルをスタンドアロン・アプリケーションのフォルダ(Windows アプリケーションの場合)にコピーするか、Macintosh アプリケーションパッケージに含める必要があります。この補遺では、Jitter、Jitter シェーダ、Java、Javascript サポートをアプリケーションに含めたい場合にコピーする必要があるファイルについて説明します。
スタンドアロン・アプリケーションのビルドに関するより詳しい情報は、「Max トピックス」 マニュアルの「コレクティブ」の章を参照して下さい。
訳注:原文では「Max Tutorial and Topics Manual となっていますが、現バージョンではMaxマニュアルは、チュートリアルと トピックスは別マニュアルになっています。
Windows 上でのスタンドアロン・アプリケーションは、実際には MaxMSP Runtime 実行環境と、.mxf コレクティブファイルを含むフォルダです。.mxf コレクティブファイルには、あなたのパッチ、およびファイルが含まれています。加えて、スタンドアロンフォルダの中には、アプリケーションの実行に必要なファイルが収められている support フォルダがあります。
スタンドアロン・アプリケーションに Jitter コンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/jitlib.dll を{standalone folder}/support/jitlib.dll にコピーします
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/cg.dll を{standalone folder}/support/cg.dll にコピーします
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/cgGL.dll を{standalone folder}/support/cgGL.dll にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Jitter シェーダコンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Program Files/Common Files/Cycling '74/jitter-shaders を {standalone folder}/support/jitter-shaders にコピーします。
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/cg.dll を {standalone folder}/support/cg.dll にコピーします
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/cgGL.dll を {standalone folder}/support/cgGL.dll にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Javaコンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Program Files/Common Files/Cycling '74/java/lib/max.jar を
{standalone folder}/support/java/lib/max.jar にコピーします。
・他の必要な jar ファイル (e.g. jitter.jar) を {standalone folder}/support/java/lib/max.jar にコピーします。
・/Program Files/Common Files/Cycling '74/java/classes/*.class を
{standalone folder}/support/java/classes/*.class (必要なクラスファイルの全て) にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Javascriptコンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Program Files/Cycling '74/MaxMSP 4.5/support/js32mt.dll を {standalone folder}/support/js32mt.dll にコピーします。
・/Program Files/Common Files/Cycling '74/jsextensions/ を {standalone folder}/support/jsextensions/ にコピーします。
Macintosh 上では、スタンドアロンはアプリケーションパッケージです。ファインダではファイルのように見えますが、これもまたフォルダになっています。このパッケージファイルを [control] + クリックし、コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」を選択すると、その内部を見ることができます。Windows のスタンドアロンと同様、Contents/MacOS フォルダの中には .mxf コレクティブ、ランタイムアプリケーション、support フォルダがあります。
スタンドアロン・アプリケーションに Jitter コンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Applications/MaxMSP 4.5/jitlib を {Package}/Contents/MacOS/jitlib にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Jitterシェーダ コンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Library/Application Support/Cycling '74/jitter-externals/Cg.framework を {Package}/Contents/MacOS/support/Cg.framework にコピーします。
・/Library/Application Support/Cycling '74/jitter-shaders を
{Package}/Contents/MacOS/support/jitter-shaders にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Javaコンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Library/Application Support/Cycling '74/java/lib/max.jar を {Package}/Contents/MacOS/support/java/lib/max.jar にコピーします。
・他の必要な jar ファイル (e.g. jitter.jar) を {Package}/Contents/MacOS/support/java/lib/ にコピーします。
・/Library/Application Support/Cycling '74/java/classes/*.class を {Package}/Contents/MacOS/support/java/classes/*.class (必要なクラスファイルの全て) にコピーします。
スタンドアロン・アプリケーションに Javascriptコンポーネントを含めるためには、次のようにします。
・/Library/CFMSupport/JSRefThreadsafe.shlb を {Package}/Contents/MacOS/JSRefThreadsafe.shlb にコピーします。
・/Library/Application Support/Cycling '74/jsextensions/ を {Package}/Contents/MacOS/support/jsextensions/ にコピーします。