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- natoの動作環境、データの流れ -

1. natoの動作環境
 natoはMaxのオブジェクトですので当然Max環境は必須です。(Macも必要ですね)
ドキュメントによるシステム等の動作条件は下の表の通りです。
<< 動作環境 >>
CPU
PowerPC搭載のMacintosh(説明では、PowerMac 8500/120でも動作可能だそうです)。もちろん、グラフィック環境なので、なるべく高速なCPUがいいですね。メディア関係の宿命ですね(苦笑)。
RAM
最低、Maxに20MBアサインする必要があります。これも多ければ多いに越したことはないでしょう。これもメディア関係の宿命ですね。
Internet 環境
インターネットに接続できることが条件です。オンラインで入手するのはもちろんのこと、オーソライズもインターネット経由になります。だから、ないとどーしよーもないです。
Software
Mac OS 8.1以上、QuickTime 4 以上、Max 3.5 以上。またQuickDraw 3Dを使用する242.3dオブジェクトには、QuickDraw 3D 1.6以上が必要です。
Option
ビデオデジタイザ(QuickTime対応のもの)があると楽しいです。とりあえずこれという指定はないみたい。ちなみに、齋藤はMedia Converter(SONY製)とCatchEyE(USB接続の簡単なCCDカメラ、Novac製)で動作を確認しております。
 また、
   ● Appletalkをオフにする
   ● 要らないアプリケーションは終了しておく
といった、一般的なマシンのパフォーマンス向上のための方法が推奨されています。
2. natoのオブジェクトとデータ型
 natoのオブジェクトはドキュメントでは、

  イメージデータ・ジェネレータ : イメージデータを生成するオブジェクト
  イメージデータ・プロセッサ  : イメージデータを処理(加工)するオブジェクト
  イメージデータ・ディスプレイ : イメージデータを表示するオブジェクト

の3つにカテゴライズされています。(*1)その他、イメージをアナライズ(分析)するオブジェクトや、ユーティリティのように使用されるオブジェクトもあります。

 natoオブジェクトは画像データをやり取りするために、"nato0+55image" というデータ型を使用します。これは、デフォルトでは30ミリ秒(1/30秒 - フレームレート)でやり取りされています。このスピードを独自に設定できるオブジェクトもあります。マスクやマトリックス用には、"nato.0+55 mask","nato.0+55 matrix"というデータ型も使われます。(*2)
 これらの流れは、すべて通常の"Maxパッチコード"と同じ実線で表されます(当然、データの中身はMaxメッセージとは違います)。MSPのシグナルデータのように、違った模様のコード(MSPのシグナルは黄-黒の縞)で表されているわけではないので注意して下さい。

(*1) 新しいバージョンでは「トランスレータ・オブジェクト」が分類に追加されています。これは T新しいバージョンでは「トランスレータ・オブジェクト」が分類に追加されています。これはOpenGLオブジェクトとのインターフェースとなるものと思われます。

(*2) 新しいバージョンではOpenGL対応オブジェクトのためのデータ型が追加されています。

3. オブジェクトの動作
 natoには100を超える多くのオブジェクトがありますが、それらは個別にon/offができます。多くのオブジェクトは、オブジェクトのインレットに整数値を送って動作モードを決定することができます。

0
(off)
オブジェクトをオフにします。入力されるデータは無視されますが。コマンドは入力できます。
1
(on)
オブジェクトをオンにします。入力があると処理をし、アウトレットから処理済みデータを送ります。
2
(freezing)
freezingの場合、オブジェクトは同じイメージデータを送り出し続けま す。入力されるイメージは無視されます。
3
(Bypass)
入力されたデータはそのオブジェクト通過して(何も処理をされずに)アウトレットから出ていきます。入力されたデータは無視されませんが処理は行われません。
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