MSPのコントロールと自動化

Maxの中から、MSP環境上での低レベルのコントロールを可能にするために、dspという名前の特別なオブジェクトが定義されています。このオブジェクトは、Max3.5(Max3.5のマニュアルの、Maxオブジェクトに解釈されるメッセージのリストを参照)でメッセージを受取るMaxオブジェクトと同様なものです。dspオブジェクトへのメッセージの送信は、メッセージボックスの中でセミコロンを入力し、「dsp」とメッセージ及び引数(もし必要なら)を続けることによって行われます。下に実例を示します。

dac~やadc~オブジェクトなしで、オーディオのオン/オフをスイッチします

メッセージボックスは、どこにも接続する必要はありません。しかし、メッセージに引数を与えたり、パッチをオープンする時にMSPシグナル処理のパラメータ設定をloadbangをトリガとして行いたい場合、メッセージボックスのインレットに必要なものを接続することができます。

dspオブジェクトが解釈するメッセージのリストは以下のようなものです。

メッセージ 
パラメータ
 ;dsp start
 オーディオの開始
 ;dsp stop  オーディオの停止
 ;dsp set N  N = 1、オーディオを開始

 N = 0、オーディオを停止

 ;dsp status  DSPステータスウィンドウを開く
 ;dsp open  DSPステータスウィンドウを開く
 ;dsp sr N  N = 新しいサンプリングレート
 ;dsp iovs N  N = 新しいI/Oベクタサイズ
 ;dsp sigvs N  N = 新しいシグナルベクタサイズ
 ;dsp debug N  N = 1、デバッギング オン

 N = 0、デバッギング オフ

 ;dsp takeover N  N = 1、オーディオ割り込みスケジューラ オン

 N = 0、オーディオ割り込みスケジューラ オフ

                          

ある種のオーディオドライバは、;dsp driverメッセージでコントロールできます。この機能をサポートするドライバについての情報は「オーディオ入出力」セクションを参照して下さい。

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