ドキュメントについて

MSPのドキュメントの構成

MSPのマニュアルの構成はMaxとほぼ同じです。イントロダクションと予備知識、相当数のチュートリアル、リファレンス部分からできています。

Digital Audio はコンピュータがどのようにサウンドを生成するかについて述べています。この章は、MSPで始めてデジタルオーディオ処理に挑戦する読者にとって助けとなるでしょう。すでに、この分野で多くの経験をお持ちならば、この章はスキップして下さい。

How MSP Works はMSPの背景となるアイデアの概要、及び、ソフトウェアがどのようにMAX環境に統合されているかについて述べています。この章はIRCAMのMAX/FTSに親しんでいない方に、本質的な情報を提供します。

MSP TutorialにはMSP Tutorial フォルダのMaxパッチが附随しています。パッチの実例を試してみながら、各章を読み進んで下さい。チュートリアルは、予備知識の有無に関係なく、皆さんがお読みになることをお勧めします。MSPは、深い複雑なシステムですから、修得するにはそれなりの思考と努力が要求されます。チュートリアルはそのための手助けをします。マニュアルのリファレンス部分はMSPの実際の情報を提供しますが、チュートリアルのように、プログラムの理解に必要なコンテクストを説明してはいません。

Audio Input and Output はMacintoshのサウンドマネージャやオーディオ・インタフェイスカードについてのMSPのサポート状況を述べています。オーディオ・インタフェイスカードに関しての詳細が多数ありますが、これらのカードをお使いでなければ、スキップしてかまいません。MSPの処理能力を上げる工夫について知りたい時にも、この章をお読み下さい。

MSP Objectsでは、各オブジェクトの機能が、1つの使用例(Maxパッチやその抜粋)と共に1〜2ページにまとめられています。いくつかの、解りにくいオブジェクトはチュートリアルではカバーされていません。;それについては、この部分を読んで下さい。

Messages to dsp はMSPのローレベルの機能にアクセスするために、DSPオブジェクトに送ることができるメッセージを記載しています。このセクションは上級ユーザには興味深いでしょう。

The MSP Object Thesaurus では、MSPオブジェクトの名前と事柄や典型的な使用法を対照させています。例えば、サンプルのプレイバックに興味があるが、どのMSP オブジェクトを使えばよいか解らないとき、“Sample playback”で、この項目を扱う6つもの(!)オブジェクトを探し出すことができます。

オンライン・マニュアルを読む

MSPマニュアルは、Adobe Acrobat Readerの2つの機能を使用しています。目次はブックマークになっているので、ブックマークを見て、その名前をクリックすると、リストの好きな項目にジャンプできます。ブックマークを見るには、この本のような形のアイコンをクリックして下さい。

並んでいる三角形の印をクリックすると、各々のセクションの細目が現れます。

マニュアルの最後にあるインデックスを利用する代りに、Acrobat ReaderのFindコマンドを利用するとなおさら使いやすいと思います。ツールメニューからFindを選んで、探したい語句をタイプします。Findは語句が最初に現れる場所でハイライトし、Find Againを選ぶと次に現れる箇所へ進みます。

この機会を利用して、ユーザがどうしても必要な場合を除いて、マニュアルをプリントアウトしないで済むようにしたいと思っています。

MSPユーザのための他のリソース

MSPヘルプフォルダのhelpファイルは、各MSPオブジェクトのインタラクティブな実例を提供します。

MSP Examples フォルダには、MSPで可能な、興味深く楽しい実例が数多くあります

サポートページwww.cycling74.comでは、 MSPオブジェクトの新しいもの、アップデートされたもの、サポート無しのものを提供しています。加えて、オーディオ・ドライバのアップデート版や他のいろいろなファイルもあります。MSPユーザは、オブジェクト、実例、情報について貢献することも可能です。

Maxインターネット・メーリングリストは、Maxや、Maxによるシグナル処理を含むアプリケーションについての、助力、ニュース、情報についての最良のソースです。登録の方法についてのインフォメーションはサポートページ

http://www.cycling74.com/supportを御覧下さい。

最後に、MSPの操作上のトラブルについては、support@cycling74.comへe-mailを送ってください。あなたの手助けをいたします。「何をしたらいい・・?」といった、より概念的な性格の問題については、Maxインターネット・メーリングリストに御質問されることをお勧めします。そうすれば、コミュニティ全体がディスカッションからの入力と恩恵を提供します。

<-前の章 次の章->

目次へ