MaxとMSP

MaxとMSPのリンク

MaxとMSPのリンク(そして、コントロール・レートとオーディオ・レートの変換)のために、いくつかのMSPオブジェクトが特に用意されています。これらのオブジェクト(例えばsig~やline~)は、インレットでMaxメッセージを受取りますが、アウトレットはシグナルネットワークに接続されます。;また、逆に、いくつかのオブジェクト(例えばsnapshot~など)はシグナルネットワークに連結されていて、シグナルネットワークの特定の点での現在値を見る(peekする)ことができます。(ただし、1ミリ秒に1回の速度でしかできません。)

Maxメッセージをシグナルネットワークに供給、またはシグナルからMaxメッセージを獲得

これらのオブジェクトは非常に重要です。それは、Max及びユーザが、シグナルネットワーク内で起こることを直接コントロールできるようにするからです。

シグナルの振幅に関するユーザ・インタフェース・コントロール

いくつかのMSPオブジェクトのインレットはシグナルとMaxメッセージの双方を入力として受け取ることができます。それらは、シグナルネットワークの一部として接続され、Maxメッセージによって、命令や変更をもまた受け取ります。例えば、dac~(デジタル−アナログコンバータ)オブジェクトは、オーディオシグナルの演奏のオン/オフを、Maxメッセージのstartとstopによって切り替えます。

いくつかのMSPオブジェクトはオーディオシグナルとMaxメッセージを同じインレットで受信できます

そして、cycle~(オシレータ)オブジェクトは周波数をMaxのfloatまたはintメッセージで受け取ることができますが、また、周波数を他のMSPオブジェクトから受け取ることもできます。(しかし、両方を同時に行うことはできません。)

いくつかのMSPオブジェクトはMaxメッセージまたはシグナルを同じ目的のために受信できます

こうして、Maxパッチ(または、サブパッチ)がMaxオブジェクトとMSPオブジェクトの双方を含むことができるということがわかります。構成をわかりやすくするために、シグナルネットワークのようなまとまりを持つプロセスを、他のMaxパッチからは1つのオブジェクトとして見えるようなサブパッチにカプセル化することは、しばしば役に立ちます。

カプセル化すると、Maxパッチ内の関係が明白になります

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