wave~

サイズ可変のテーブルルックアップ・オシレータ

インプット

シグナル
左インレット:0から1増加する入力シグナル値は、buffer~オブジェクトのサンプルの指定された範囲をスキャンするために使用されます。phasor~の出力は、オシレータとしてのwave~のコントロールに使用できますが、これは、buffer~のサンプルの範囲をくり返す波形として扱います。しかし、ストアされた波形が複数の、あるいは部分音による繰り返しを含んでいる場合、wave~の左インレットに連結されたphasor~の周波数を変えた時に、必ずしもphasor~自身の周波数と知覚されるピッチが厳密に対応しない可能性があるということに注意して下さい。phasor~を反転させることによって、波形を逆プレイバックすることができます。

中央インレット:波形の開始点。buffer~オブジェクトのサンプルメモリの先頭から、ミリ秒単位のオフセットとして指定します。

右インレット:波形の終了点。buffer~オブジェクトのサンプルメモリの先頭から、ミリ秒単位のオフセットとして指定します。

floatまたはint 中央、または右インレット:数値を受け取るインレットに、シグナルが接続されない場合、数値は、波形の開始点と終了点をコントロールするシグナルの代わりに用いることができます。
set 「set」の後にシンボルを続けると、wave~によって使用され、そのために波形がストアされるbuffer~をセットします。シンボルの後に、オプションとして2つの数値が続けられると、新しい波形の開始点と終了点をセットします。値がない場合は、デフォルトの開始点と終了点(サンプルの開始点と終了点)が使用されます。シグナルが開始点、および(または)終了点のインレットに連結されると、開始点、および(または)終了点の値は無視されます。

引数

シンボル 必須。wave~が使用するサンプルメモリを持つbuffer~オブジェクトの名前。ここに波形がストアされます。buffer~の中の、根底となるデータが変えられると、wave~から出力されるシグナルは変ってしまいますが、これはbuffer~の中のサンプルをコピーするわけではないので、注意して下さい。wave~は常にマルチチャンネルbuffer~の第1チャンネルを使用します。
floatまたはint オプション。buffer~の名前としての引数の後に、波形の開始点と終了点をタイプ入力することができます。これはbuffer~オブジェクトのサンプルメモリの先頭からのオフセットとして、ミリ秒単位で入力します。デフォルトでは、開始点は0、終了点はサンプルの最後です。波形の終了点はサンプルの最後のままで、開始点をゼロでない所にセットしたい場合、buffer~の名前の後に、1つの引数をタイプ入力します。シグナルが開始点のインレット(中央)に連結されると、波形の開始点の初期値としての引数は無視されます。シグナルが終了点のためのインレット(右)に連結されると、波形の終了点の初期値としての引数は無視されます。

アウトプット

シグナル wave~の開始点と終了点によって指定されたbuffer~の部分は、wave~のインレットに入力されるシグナルの0から1の範囲としてスキャンされ、buffer~の対応するサンプル値がwave~のアウトレットから出力されます。wave~のインレットで受け取られるシグナルがphasor~によるノコギリ波のような、繰り返されるシグナルである場合、結果としての出力は、入力シグナルの繰り返しと同じ周波数で波形(buffer~からの抜粋)が繰り返されたものになります。

実例

サンプルの一部分をサイズ可変のウェーブテーブルとして扱うループ

参照

buffer~ サウンドサンプルのストア

groove~ 速度可変のサンプルプレイバックループ

phasor~ ノコギリ波(位相)ジェネレータ

play~ 位置に基づくサンプルプレイバック

チュートリアル15 サンプリング:長さ可変のウェーブテーブル

目次へ

.